川崎・武蔵小杉で皮膚科の女医をお探しですか?〜とびひのお話〜
- 2016年6月13日
- ■■お知らせ■■
皆様、こんにちは!
院長の中井です。
今日は梅雨らしく、朝からじゃじゃぶりの雨ですね〜。
雨の時に助かる長靴。
ちなみに私が持っている長靴は、自称「晴れ長靴」でして、これを履いて出かけると、朝はじゃじゃぶりでも帰るまでには必ず晴れます。
今日は残念ながら履いておりませんが^_^;
今日はとびひのお話を少し。
「とびひ」は、正式名称を「伝染性膿痂疹」といいます。
黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌などの細菌が皮膚に感染することで発症し、人にうつります。
掻きむしる事で、手指を介してあっと言う間に膿をもつ水泡が全身に広がっていく様子が、家事の火の粉が飛び火することに似ているため、「とびひ」と呼ばれています。
あせもや湿疹、虫刺されなどを引っ掻いたり、転んで出来た傷から二次感染をおこしてとびひになる事が多く、また鼻を触るくせがあるお子様の場合、鼻の中には色々な細菌がいるため、鼻孔周囲にとびひが出来る事もあります。
皮膚が乾燥しやすいお子様や、アトピー性皮膚炎のお子様は、バリア機能が低下しているためとびひになりやすく、注意が必要です。
とびひに罹ると人にうつるため、治るまでプールは控えましょう。
また、タオルや衣類を介してうつることもあるため、共用しないようにしましょう。
治療として、①抗菌剤の飲み薬や塗り薬と、②かゆみを抑える飲み薬や塗り薬を併用して使いますが、毎日しっかりシャワーで患部を洗っていただく事も重要です。
しっかり治療すれば1週間以内でほぼ治癒しますので、ひどくならないうちにお早めに当院にご相談くださいませ!