帯状疱疹?
- 2016年5月28日
- ■■お知らせ■■
こんにちは!ご贔屓のプロ野球チームが6連勝中で、密かに上機嫌の看護師のMです。
話はガラリと変わりますが、「帯状疱疹」という病気をご存知でしょうか?
「水疱瘡(みずぼうそう)」であれば、聞いたことある方もいらっしゃるかと思いますが、近々この帯状疱疹の予防接種を当院でも行う予定にしておりますので、ここでどういう病気なのかを少しお話していきたいと思います。
まず帯状疱疹とは、水ぼうそうと同じ水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こる病気で、始めは水ぼうそうとして発症します。水ぼうそうは殆どの方が子供の頃にかかってしまいますが、水ぼうそうが治った後も実はウイルスは体内に潜んでいるため、加齢やストレスなどで免疫力が低下するきっかけに伴い、潜んでいたウイルスが再度活動し始め、帯状疱疹として発症してしまうのです。症状としては、痛みが出始め、その後同じ部位に赤い発疹ができ、次第に小さな水ぶくれとなっていきます。片側に帯状に出来ることも特徴の一つです。
治療が遅れたり、高齢になる程痛みが取れるまでに時間を要すので、疑わしき症状があれば早めの受診、そうならないために水痘ワクチンの予防接種を受ける、など考えてみてはいかがでしょうか。