ステロイド外用薬
- 2016年6月25日
- ■■お知らせ■■
皆さまこんにちは!看護師のMです。
梅雨の合間の晴れ間ですね!お出かけ日和ですね♪
さて本題。
診察中、時折「ステロイドは使いたくない!」と頑なに拒む患者様を目にすることがあります。
果たして、本当にステロイド外用薬はそんなに嫌われてしまうものなのでしょうか?
まずステロイドとは、副腎で作られるホルモンを人工的に合成したもので、炎症を抑える効果があります。
ステロイド外用薬は強さに応じて、5つのランクに分けられており、重症度、部位、年齢などによってそのランクは使い分けられています。
一方、ステロイド外用薬の主な副作用として、皮膚の赤みやかぶれ、皮膚が薄くなる、毛細血管が拡張するなどがあります。
ステロイドを拒まれる患者様はこれらを気にされているから使いたくないという思いがあるのかもしれないですね。
ですが、安心してください!!(ちょっと時代遅れ?)
適切な強さのステロイド外用薬を、適切な期間の使用にとどめることで、これらの副作用は回避できます。
ですので、ステロイドと聞いて、「副作用が怖い」と、なんとなく敬遠してしまうことがないよう、適切な治療で完治してほしいと思っております(^^)
そのためにも決められた期間にきちんと受診してくださいね♪
何はともあれ、何かしらの症状が出ましたらが我慢せず、早めにいらしてください。