川崎・武蔵小杉で皮膚科の女医をお探しですか?〜ホクロのお話〜
皆様、こんにちは!
院長の中井です。
今日は、テレビや新聞でもよく取り上げられる、ホクロのお話を少し。
「ホクロは危ないものもある!」なんていう記事が新聞に掲載されたり、テレビ番組で取り上げられると、たちまち多くの患者様が来院されます。
つい最近は、キャシー中島さんの右目の下に出来たできものが、実は基底細胞癌という悪性腫瘍であった事を公表された事で話題になりましたね。
実際は、 外来で診せていただく患者様の大半が良性のホクロである事が多く、患者様にご説明すると、皆様ホッとされます。
ただし、中にはもちろん切除すべき悪者も混ざっているため、しっかりとした鑑別診断が必要になります。
当院では、まず最初にダーモスコピー(ダーモスコープを用いて皮膚を診る手技)を行います。
ダーモスコープは、皮膚を拡大して診察するための道具です。
通常、いわゆるホクロは母斑細胞母斑(色素性母斑)という良性の腫瘍ですが、悪性黒色腫や基底細胞癌などの悪性腫瘍の初期はホクロに似た形態を取るため、ダーモスコープによる診察は「良性」か「悪性」かを見極める手がかりとなります。
そして必要があれば次のステップとして、確定診断となる病理組織検査を行います。
確定診断がつけば安心です。
もし気になるホクロを見つけたら、お早めに当院にご相談くださいませ(*^^*)